ジュースクレンズ(ファスティング)を実践する上で、回復食は必須となります。

 

女性疑問

なんで回復食は必要なの?具体的にどんな食材を食べればいい??

ジュースクレンズでたいへん重要となる回復食、これら疑問への回答と正しい知識を身につけましょう!

回復食を摂取する意味と必要性

ジュースクレンズでのファスティング後には、必ず「回復食」を摂取しましょう!

「ファスティング後は好きな物を食べたい!」「胃腸は丈夫だから平気!」という方でも回復食は必須。

 

ファスティング後の回復食には

 

  • 胃腸・内臓に負担をかけずに消化を慣らしていく
  • 急なリバウンドを防ぐ

 

といった効果があります。

 

ファスティング後に体調を崩さない、逆に太らないために回復食は必要だと言えるでしょう。

 

どれだけ頑丈な胃腸を持っている人でも、ファスティング後は必ず回復食を挟んで、通常の食事を再開していってくださいね。

回復食は何を食べればいい?

回復食の選び方ポイント

回復食の選び方のポイントは、ズバリ「消化に良いもの」です。

 

特に、2~3日とある程度長めのファスティングをした人は、1日目の食事には気を付けなければいけません。

 

空腹を満たすために、たくさん食べたい!!と思う人も多いと思いますが、まずは「胃腸に負担をかけない」ことを目的とした食事メニューを考えてみてください。

 

 

次に大切となるポイントが「質の良い栄養」です。

ファスティング後の体内は、低栄養状態となり、栄養の吸収率が普段よりも良くなっています。

 

質の良い栄養を摂取する事で、体全体に栄養を行き渡らせる事が出来るんです。

 

糖質や脂質主体の栄養素を摂取してしまうと、即座に体内に吸収され、脂肪になりやすくなるため注意してください。

 

回復食の基本は「消化に良く、栄養があるもの」と覚えておきましょう。

 

ゆっくりと固形物や味付いているもの等、段階を踏みながら普段の食事に戻していきましょう。

具体的な食材と料理

ファスティング後、1回目の回復食として推奨されているのが「重湯」「具のない味噌汁」です。

生米1に対して水10の割合で鍋の中に素材を入れて沸騰させた後、弱火にしてから中身を混ぜてさらに30分煮込みます。

最後にご飯粒が入らないように上澄みだけを取ったものが「重湯」です。

 

重湯に満腹感や味はありませんが、胃にかかる負担を極限まで抑えられます。

 

重湯を作るのが面倒だという人は、具のない味噌汁を飲みましょう。体の芯から温まりながら、程良い味噌の香りや塩分を味わう事が出来ますよ。

 

2日目以降は、柔らかい食材を使用したメニューを食べても問題ありません。

多めの水分で作ったお粥や柔らかく煮込んだ野菜・豆類のスープがおすすめです。

 

3日目になると、「普段の食事より多少優しい味付け程度」の料理を食べましょう。

蒸した野菜類や湯豆腐といった満腹感を味わえる料理を食べて胃を満たしてください。

 

それ以降も和食を中心に徐々に味の濃い料理や脂っこい料理にチャレンジしながら普段の食事に戻りましょう。

食べるのはNGなもの

回復食でのNG食材は「胃に負担がかかるもの」です。

代表例を挙げると

 

  • お肉
  • お魚
  • 揚げ物
  • 刺激物

 

などです。

 

これらは、胃腸への負担大となり、胃痛や腹痛を引き起こしてしまいます。

 

回復期間中は栄養の吸収率が普段よりも高くなっているので、太ってしまう原因にもなります。

 

NG料理は「美味しくて太りやすい食材・料理」というイメージすると判断しやすいですよね。

 

また、見落としがちとなるのが「動物性タンパク質」です。

 

回復期間中は、胃腸の働きが万全ではなく、動物性タンパク質を摂取してしまうと消化不良を起こす場合があります。

 

回復期間中にタンパク質を摂取したいという場合は、大豆等の「植物性タンパク質」を選択すると良いでしょう。

回復食はどれくらいの期間食べる?

回復食を食べる期間は、ファスティングの期間によって異なります。

目安として

 

  • 1日ファスティング→直後の日のみ回復食
  • 2日ファスティング→翌日&翌々日の昼食まで回復食
  • 1日ファスティング→翌日&翌々日&翌々々日まで回復食

 

 

1日だけのファスティングは、ファスティング直後の1日で大丈夫です。重湯や具のない味噌汁を中心にゆっくりと胃腸の働きを正常化させていってください。

 

2日間のファスティングの回復期間は、翌日と翌々日の昼食までです。

2日目の朝食・昼食にお粥や蒸した野菜を食べた後、胃腸に違和感がなければ夕食からはアッサリとした味付けの固形物ならを食べてもOKです。

 

3日間のファスティングは、回復期間が最も長くファスティング終了後から3日間は、回復食を食べる事になります。

 

ファスティング終了後2日目から食欲が増すという人も多いですが、油断せずゆっくりと回復食で胃腸を労ってあげてくださいね。

回復期間中の過ごし方ポイント

水分をしっかりと取る

回復期間中は、しっかりと水分を取るようにしましょう。

 

ファスティング中に大量の水を飲んでいるため、水分摂取する気にならないかもしれません。

 

しかし、水分を取らないと老廃物が溜まりやすくなる等、ジュースクレンズの効果が薄れてしまいます。

 

1日2L以上を目安に、しっかりと水分を取るようにしましょう。

回復食はゆっくりとしっかり噛む

回復食を食べる時は、焦らずゆっくりと噛む事が大切なんですよ。

 

よく噛む事で唾液の分泌を促せます。唾液にはデンプンの消化を助ける「アミラーゼ」という消化酵素が含まれています。

 

よく噛んで食事をする事が胃腸への負担の軽減に繋がります。

 

普段からよく噛んで食事をしている人も、回復期間中はいつも以上に「噛むこと」を意識してみてください。

激しい運動はせずにリラックス出来る環境で過ごす

ファスティング直後の体は、低栄養状態となっています。

 

激しいランニングや筋トレは、栄養不足が原因でケガや体調不良となる可能性があります。

なるべく運動を控え、リラックス出来る環境でゆっくりとした時間を過ごしましょう。

 

回復期間が終わって、普段の食事に戻ってから運動を再開してください。

ジュースクレンズの準備食の目的と具体的メニュー紹介!

>>準備食についてはコチラ