ジュースクレンズ後の回復食が重要なように、実は準備食も大事なんです。
準備食なんて本当に必要?
はい。準備食は摂取した方が良いです。ジュースクレンズ(ファスティング)が楽になります。
準備食の重要性について、1つずつ見ていきましょう!
準備食を摂取する意味は?なぜ必要?
ジュースクレンズは、実践する前に「準備食」を食べておいた方が良いです。
- 「準備食なんて面倒くさい!」
- 「いきなりジュースクレンズからスタートも良いんじゃないの?」
そう考える人も多いですよね?
しかし、ジュースクレンズで得られる効果を最大限に引き出すためには、前日に準備食を食べておく事が必要です。。
ジュースクレンズで体内に溜まった老廃物を排出したり、健康・美容効果を得るのであれば、出来るだけ大きな効果を得たいですよね。
そう考えるであれば、是非ジュースクレンズの前日に準備食を食べてください。
- お粥
- サラダ
- スープ
などの消化に良い準備食を食べておく事は、ジュースクレンズ中に体や胃腸にかかる負担を軽減させる効果があります。
また、準備食の有り・無しを比べた人の多くは、準備食を食べた時の方が楽にジュースクレンズできる!と口にしているんですよ。
絶対に準備食を摂取しなければいけない!そんな事はありません。
ですが、せっかくジュースクレンズを行うのであれば、
- 効果を最大限まで引き出すため
- 楽にジュースクレンズを終えるため
ぜひ準備食を食べる事をおすすめします。
準備食は何を食べればいい?
では具体的に何を食べればいいのか??
準備食の選び方ポイント
準備食の選び方のポイントは「消化吸収が良い胃腸に優しいメニュー」です。
ジュースクレンズ中は、固形物を食べる事が出来ない事から、前日に好きな物を好きなだけ食べようとする人もいます。
しかし、味の濃い脂っこい食事では胃腸に負担がかかり過ぎ、ジュースクレンズの効果が薄れます。
準備食では
- 発酵食品
- 食物繊維
- 野菜
- フルーツ
などがふさわしく、人気です。
もっと詳しく知りたいという人は、和食の基本の合言葉「まごはやさしい」の「さ抜き」をイメージしてみてください。
- ま=豆類(豆腐・納豆)
- ご=ごま
- は=発酵食品(漬物・酢)
- や=野菜
- さ=魚(準備食では食べない)
- し=椎茸等のキノコ類
- い=芋や米等の穀物
- わ=わかめ等の海藻類
また、味付けに関しては「あっさりとした薄味」がベストと言えるでしょう。
味の濃い物や辛味等の刺激物は、胃腸が活発になり過ぎてしまうので、準備食には適していません。
一方、料理ではなく「飲み物」にも多少気を付ける必要があります。
お茶やコーヒーといったカフェインが含まれる飲み物や、アルコール類は基本NGとなっています。
- お水(白湯)
- ノンカフェインコーヒー
- ハーブティー等
飲み物も胃腸への負担が少ない物を選びましょう。
具体的な食材と料理
代表的な準備食として
- お粥
- サラダ
- スープ
などが挙げられます。
ジュースクレンズの前日でもお米を食べたいという場合は、白米をそのまま食べるのではなく、お粥にする事をおすすめします。
お粥にする事で消化吸収の効率が良くなるので、胃腸への負担が軽減出来るようになります。
また、とろみのあるお粥ではなく、水分多めのサラサラとしてお粥にする事で、さらに消化吸収の効率をアップさせられます。
見たまま胃腸や体に良さそうなサラダも準備食の定番メニューです。
野菜・根菜を中心に、数種類の野菜を入れたバランスの良いサラダを意識しましょう。
食材の選択肢が多く、様々なバリエーションのサラダがあるので、好き嫌いなく食べられるといった点も魅力的ですよね。
オリーブオイルやココナッツオイルが使用されているドレッシングをかけて食べるのもおすすめです。
寒い季節の準備食として人気を集めているのがスープです。
市販のスープを準備食として活用出来る、といった手軽さから選ぶ人が意外と多いです。
わかめや豆腐といった入れられる具材も多いのに、胃腸には優しいというまさに準備食にピッタリなメニューです。
食べるのはNGなもの
準備食に適していない食材の共通点として「消化に悪い・時間がかかる」といった点が挙げられます。
準備食の食材選びで迷った時は、消化の良し悪しを比べると判断しやすいかな?と思います。
口にする事が多い「パン・肉・魚」だけではなく、「砂糖・カフェイン・乳製品」といった見落としがちな食材もあるので注意しましょう。
特に、ヨーグルトやチーズといった乳製品を準備食に使用してしまう人が多いです。
さらに、アルコールや動物性タンパク質が含まれる料理・ドリンクも避けるべきです。
先程紹介した「まごはやさしい」の「さ抜き」を忘れず活用しましょう。
準備食はどれくらいの期間食べる?
ジュースクレンズを行う期間によって準備食を食べる期間が少し異なります。
- 1日ファスティング→前日の昼食と夕食を準備食に
- 2日ファスティング→前日の3食全てを準備食に
- 3日ファスティング→前々日の夕食から前日の夕食までの合計4回の準備食を
もちろん、上記に加えて+1~2食程度を準備食に代える事も可能です。
しかし、あまり長い期間準備食を食べ続けると栄養が足りなくなり、ジュースクレンズの効果が薄れてしまうので注意が必要。
準備食を食べる期間は、どれだけ長くても最長3日までに抑えるようにしてください。
準備期間中の過ごし方ポイント
規則正しい生活を送ろう
ジュースクレンズは準備期間中から始まると言っても過言ではありません。
体に溜まった老廃物をしっかりと流すためには、規則正しい生活を送る事も大切となります。
午前中に起床し、夜には布団に入って十分な睡眠を摂るようにしましょう。
激しい運動は控えよう
準備期間中は、普段の食生活と比べると摂取カロリーが低下します。
いつも通りの活動をしていると、エネルギー不足になってしまう可能性があるので注意してください。
普段からスポーツやトレーニングをしているという人でも、準備食の期間中は運動は控えましょう。