スロージューサーで作れるのは「コールドプレスジュース」です。
それって、普通のジューサーで作るジュースと何が違うの??健康的なメリットはなに??
今回は、スロージューサーを用いたジュースの健康上のメリットを詳しく説明していきたいと思います。
食材の酵素を摂取できる
酵素をとりいれて健康で美しく。。最近、よく耳にしますよね。
コールドプレスジュースが、様々な年齢層の方々から注目されているのは、「酵素やビタミンを壊さずに、まるごと摂取することができるから」なのです。
酵素の基礎知識
酵素には3種類ある!
- 食物酵素・・・食物から摂取
- 消化酵素・・・体内に存在
- 代謝酵素・・・体内に存在
酵素には、食物から摂取する「食物酵素」、食べ物を分解・消化し、吸収を促進する「消化酵素」と、新陳代謝を良くして自然治癒力や免疫力を高める「代謝酵素」の3種類があります。
さらに、
「消化酵素+代謝酵素」の量は、ほぼ一定(だって体内にあるから)
そして、
- 消化酵素と代謝酵素は補いあう
- 食物酵素は、消化酵素と代謝酵素を補う
このような関係にあるのです。
なので、酵素のバランスが崩れた場合(例えば食べ過ぎた場合)以下のようなトラブルが起こるわけです。
- 暴飲暴食などで「消化」に使われる酵素の必要量が多くなる
- →代謝酵素が「消化」に使われる
- →「代謝」に使う酵素が不足する
- →代謝が落ちる
- →太りやすくなったり、老けたり、体が不調に・・・。
「代謝酵素」が不足すると、新陳代謝や血液の流れが悪くなり、病気になりやすい身体になり、さらには老化が進みます。
そこで、食物から「食物酵素」を毎日とりいれることで、「消化酵素」を使う量を節約し、「代謝酵素」をつくる方にまわすことで、健康で美しい毎日に近づけるというわけですね!
また、酵素の特徴として
- 熱に弱い→48℃以上になるとほとんど死んでしまう
- 包丁などで切断される→酵素が壊れてしまう
酵素は熱に弱いので、生野菜・果物、発酵食品などから、酵素を定期的に摂取する必要があります。生野菜だと、毎日そんなにたくさんの量を食べることができませんが、コールドプレスジュースならそれを手軽に実現できるというわけなのです。
さらに、カッターなどで食物を切断すると酵素やビタミンが破壊されてしまいます。スロージューサーであれば、「搾る」ので酵素やビタミンの破壊を最小限に留めることができるものポイントです!
参考サイト:https://allabout.co.jp/gm/gc/459891/
ダイエット・便秘にも効果的
コールドプレスジュースに含まれる「水溶性植物繊維」には、水に溶けるとことでゲル状に変化し、胃や腸の中をゆっくり進むという性質を持っています。
この性質により、ダイエット期間の大敵である、「糖質」の消化・吸収を緩やかにし、身体への吸収を抑え、便として排出するという効果があります。
便秘薬ではあまり効果が得られない方も、コールドプレスジュース を飲みだしてからは、便秘が解消されたという声が多く聞かれます。
ダイエットや便秘解消効果を得たい時は、コールドプレスジュースを、1日1回、朝の時間帯に飲むのがおすすめです。
ファスティング(ジュースクレンズ)の実践に
ファスティングとは「断食」のことです。
その中でも、一定期間、コールドプレスジュースのみで過ごし、消化器官を休める手法のことを「ジュースクレンズ」と呼びます。
一時期よく聞いたわ・・!お腹空きそうなんだけどね
確かに、お腹は空きますね。でも、空腹感と引き換えにダイエットや、デトックス、美肌など様々な効果が期待できます。
ジュースクレンズを行うと、コールドプレスジュースで酵素や栄養を補い、消化に使われる酵素を節約できます。
エネルギーを細胞の再生や代謝に回すことができ、老廃物などの不要なものを排出します。
期間は半日~5日までありますが、それ以上の長期間を独断で行うことは危険です。まずは、1食や、週末1日の置き換えから始めてみましょう。
また、ジュースクレンズの効果を最大限発揮するには、前後の食事がとても大切です。
始める前は食事の量を控えめにして、クレンズ後は置き換えた分の日数だけ回復食の期間をとってください。
いきなり通常の食事に戻すと、休んでいた内臓機能がびっくりして、大きな負担となってしまいます。
野菜スープやおかゆなど、あまり消化に負担がかからない食事で、徐々に戻していきましょう。
フィトケミカルの摂取効果
フィトケミカル(ファイトケミカル)とは、野菜や果物自らが、紫外線や害虫などの有害なものから自分を守るために作り出される、機能性成分のことです。
例えば
- アントシアニン(ブルーベリー)
- β-カロテン(ニンジン)
- リコピン(トマト)、カテキン(緑茶)
- イソフラボン(大豆)
- メントール(ハッカ)
など。一度は耳にしたことがある名前も多いのではないでしょうか?
タンパク質や炭水化物とは異なり必須栄養素ではありませんが、健康な毎日を送るための効果が期待されています。
フィトケミカルには、
- 抗酸化作用
- 血流改善
- 殺菌効果
- 免疫力アップ
など、様々な効果が期待できます。色が鮮やかな野菜や果物、独特の風味を持つ植物性の食品に多く含まれている場合が多いので、加工せずに、毎日取り入れることがおすすめです。
スロージューサーを用い搾汁すれば、これらのフィトケミカルが破壊されることを最小限に留め摂取できます。
ジュースにすることで量も多く摂ることができるので、たいへんおすすめです。
ゲルソン療法
ゲルソン療法とは、人間の持つ自然治癒力を高め、病気を排除しようとする治療法です。
ガンのほか、様々な病気において 効果を発揮した実例があり、薬を使用しない治療法として注目されています。
ゲルソン療法の基本は「高カリウム・低ナトリウム」。
主な方針は、
- ①無塩生活
- ②脂質をとらない
- ③動物性タンパク質の制限
- ④大量の野菜や果物ジュース摂取
- ⑤コーヒー浣腸
- ⑥食品添加物を使用した食品の制限
この中の特に④番が重要で、人参を中心とした野菜・果物ジュースを、1日に10回以上小分けにして、合計2~3リットルも飲む事が推奨されています。
これによりビタミン、ミネラル、酵素などを多く摂取でき免疫力を高めます。
ゲルソン療法が、ガンの「予防」に効果があることには、複数の研究結果で示唆されています。
こちらも参考に:ガンを食事で治す星野式ゲルソン療法 (5年生存率0%からの生還)
スロージューサーは、ゲルソン療法にも有用な心強いアイテムとなります!
搾りカスで効率的に食物繊維摂取
スロージューサーでは、低速で石臼のようなスクリューが回転しながら、食材をすりつぶし、ジュースと搾りカスが別々に出てきます。
野菜や果物の、ビタミンや酵素、「水溶性食物繊維」などはジュースの方に出ていき、搾りカスの方には「不溶性食物繊維」が残ります。
水にとけずに水分を吸収してふくらむ「不溶性食物繊維」は、腸内環境を整え、免疫力のアップや、便のカサを増やして腸の働きを刺激したり、有害物質を吸着して排出する効果もあります。
第6の栄養素と言われ、注目を集めている食物繊維。生活習慣病予防につながり、健康な毎日に近づくとなると、うまく活用した方がよさそうですね!
搾りかすの活用方法はコチラに記載しました
スロージューサーの選び方がわからないという方は、TOPページに選び方を記載しています。
私が使っているクビンスのスロージューサーのレビューはコチラ
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